開催日・場所・参加費・定員
- 【日時】
- 令和3年2月24日(水)12:55~16:10
- 【場所】
- Teamsによるオンライン開催
- 【参加費】
- 無料
- 【定員】
- 90 名(先着順、参加登録をお願いします)
講演
- 12:55-13:00
- はじめに
産業技術総合研究所 多田 哲也
- 13:00-13:40
- 「フルEB露光で作製するInGaAs ナノシートMOSFET」
ナノシートをチャネルとするInGaAs MOSFETの作製に当たり、我々はソース・ドレインの再成長やメタルALD成膜などの新技術を取り入れると同時に、三種類の電子線レジストを使い分け、延べ10回のEB露光により作製している。今回は、そのプロセスの概要を説明する。
東京工業大学 宮本 恭幸
- 13:40-14:10
- 「電子ビーム露光における近接効果」
パターンデータの粗密により、露光量不足、あるいは過剰露光になってしまう電子ビーム露光特有の近接効果現象について述べ、その補正方法、補正パラメータの取得について説明する。
産業技術総合研究所 有本 宏
- 14:10-14:40
- 「加速電圧によるコントラストカーブに基づいた描画結果と三次元形状の高スループットプロセスについて」
加速電圧(50.100.150kv)によるコントラストカーブの取得とそれぞれの加速電圧によるそのコントラストカーブに基づく描画結果について述べる。また、大電流装置での三次元形状の作製と現像後ベーク処理による高スループットプロセスのEB装置の機能とアプリケーションについてご紹介する。
株式会社エリオニクス 三浦 大三朗
- 14:40-14:50
- 休憩
- 14:50-15:20
- 「レーザー露光装置(DWL)によるグレイスケール露光」
HIMT製装置ラインナップとDWLによるグレイスケール露光機能の特徴、3Dパターニングを行う際に役立つ情報をご紹介いたします。
Grayscale Laser Lithography with Heidelberg Instruments DWL Series [PDF形式/4.7MB]
ハイデルベルグ・インストルメンツ株式会社 上瀧 英郎
- 15:20-15:50
- 「レーザー露光装置による3D・2Dグレースケール露光のためのデータ補正とシミュレーション 」
レーザー描画においては、描画パターンの粗密や、装置グリッド、レーザービーム径などの要因の元、仕上がり寸法を見越した設計データの事前補正や、高さ制御を行う場合にはこれに加えて適切なドーズ量補正が要求されます。本発表では、そうした各種補正技術について紹介する。
レーザ露光装置による3Dグレイスケール及び2Dマスク露光用データ補正とシミュレーションの紹介 [PDF形式/8.5MB]
GenISys 株式会社 清水 諭
- 15:50-16:20
- 「レーザー露光装置とEB露光装置を使った3次元パターニング技術」
ナノインプリントや射出成形などで微細な3次元構造を作る場合、その型となるモールドが必要である。ここではマスクレスのレーザー直描装置、ならびにEB露光装置と電鋳技術を組み合わせた3次元のモールド作製技術を紹介する。
Bush Clover 株式会社 新関 嵩
- 16:20-16:25
- 「東京大学の微細加工プラットフォーム施設の紹介」
東京大学大学院システム・デザイン研究センタ (d.lab) 藤原 誠
- 16:25-16:30
- 「東北大学マイクロシステム融合研究開発センター試作コインランドリの紹介」
東北大学マイクロシステム融合研究開発センター 辺見 政浩
- 16:30-16:35
- 「物質・材料研究機構 微細加工プラットフォームの紹介」
物質・材料研究機構 微細加工プラットフォーム 津谷 大樹
- 16:35-16:40
- 「筑波大学 微細加工プラットフォームの紹介」
筑波大学数理物質系 末益 崇